...おさなごのごとくならずば...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...乞食に傭われた幼児(おさなご)が...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...われは穉心(おさなごころ)に何ともおもはず...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...なぜなら幼児(おさなご)にも親ゆずりの罪が十分あるからです...
羽仁もと子 「おさなご」
...決して幼児(おさなご)を愛するとはいえず...
羽仁もと子 「おさなご」
...罪のない幼児(おさなご)だからと漫然と思ったり...
羽仁もと子 「おさなご」
...」抱かれている穉子(おさなご)はわたくしを見て...
森鴎外 「細木香以」
...穉子(おさなご)を寐さするごとく心を揺(ゆ)りて眠らしむ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...奥の方なる林の中より若き女の穉児(おさなご)を負(お)いたるが笹原の上を歩みて此方へ来るなり...
柳田国男 「遠野物語」
...幼児(おさなご)を愛するように誠実に...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...幼児(おさなご)の手をとって...
吉川英治 「新書太閤記」
...敵将から託されたこの幼児(おさなご)を見せた...
吉川英治 「新書太閤記」
...生活力のない女や幼子(おさなご)をのこしてゆくだけが心がかりであるなどと...
吉川英治 「親鸞」
...幼子(おさなご)のままに見て...
吉川英治 「親鸞」
...老婆と幼子(おさなご)とを門前にのこして...
吉川英治 「親鸞」
...高氏が鎌倉に残してきた妻の登子(とうこ)や幼子(おさなご)たちの未解決な運命などもこれからの課題である...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...常磐(ときわ)の手にひかれて生死をさまよい歩いた幼子(おさなご)たち三人のうちの一人なのである...
吉川英治 「源頼朝」
...幼心(おさなごころ)に返って――形こそ皆...
吉川英治 「宮本武蔵」
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