...机博士は興奮をおさえきれない...
海野十三 「少年探偵長」
...早くも一人が日頃の不満をおさえきれない様子で...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...故国に近づく心の興奮をおさえきれないように...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...それがおさえきれないで泣いてしまう心持が...
中里介山 「大菩薩峠」
...美妙斎はおさえきれないように...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...読売新聞が貴重な紙面をこんなにも長く裂いて下さったことにたいしても感謝の念がおさえきれない...
火野葦平 「花と龍」
...急にその人を訪(と)うてやりたくなった心はおさえきれないほどのものだったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...この方法でおさえきれないことはあるまいと思う」と申された...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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