...俺がおごるだよ...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...とにかく省作さんはおごるが至当だっぺい...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...そして一緒に散歩してくれた駄賃にコーヒー一杯ぐらいおごるというふうになります...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...果而勿驕(かにしておごることなかれ)...
寺田寅彦 「雑記帳より(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...あの人たちが久しぶりだから御飯をおごると言ってくれるし...
徳田秋声 「仮装人物」
...みんなに蜜豆(みつまめ)をおごるくらいの金はあるよ...
徳田秋声 「縮図」
...お絹がこの間花に勝っただけおごると言うので...
徳田秋声 「挿話」
...どちらが昼食をおごるかという重大な問題に...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...今日はわたしがおごるわ...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...先生は書生の分際であんな餅菓子などをおごるのは僭越だ...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...「村岡夫人のおごるのは...
野村胡堂 「青い眼鏡」
...おれいにおごるつもりだったのに」とボーイ長は...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...連中ののほかにもう一つ花環が来てたらおごる価値があるでしょう...
平林初之輔 「華やかな罪過」
...もちろんおごるという条件付きだ」「ぜひあっしを連れて行ってくださいまし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
......
山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
...愛におごる小さき者よと衛門督はほほえまれた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...源次は礼におごるつもりなので...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...シャンパンおごる私は得意だ...
吉行エイスケ 「恋の一杯売」
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