...大日向教のおこもり堂に上ると云つて...
林芙美子 「浮雲」
...今日で三日ほどおこもりをしてゐるが...
林芙美子 「浮雲」
...二十名ばかりもおこもりをして...
林芙美子 「浮雲」
...おこもりの信者達は...
林芙美子 「浮雲」
...私はきのうすこし骨を折り(月)きょうはおこもりです二階へ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...念仏のため御堂(みどう)に七日間おこもりになることになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そのまた宮のおこもりになった寺のほうへも薫は贈り物を差し上げた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宮が時々念仏におこもりになったために...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あれほどお愛しになった方のためには宮様御自身が忌におこもりになってもよろしいわけなのですからね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...子どもの仲間(なかま)がその中で寝ることを「おこもり」といっている...
柳田国男 「こども風土記」
...おこもりの時間は段々と短くなつてゐる...
柳田國男 「祭のさまざま」
...蒲団を持つておこもりに行く村は今でも多い...
柳田國男 「祭のさまざま」
...おこもりのし方は皆よく似てゐた...
柳田國男 「祭のさまざま」
...おこもりというのは嘘だと...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...参籠(おこもり)堂とも言ふべき所には緬甸(ビルマ)から来て印度(インド)の仏跡を巡拝する中流以上の老若男女の大連(だいれん)が逗留して居て...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...月ノ宮の御籠堂(おこもりどう)に笈(おい)をおろしたが...
吉川英治 「神州天馬侠」
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