...諡(おくりな)して誠江と曰ふ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...あくる日無事にせきがはらまでお見おくりなされましたとやら...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...おくがたもそこまでおみおくりなされましたが...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...「木下富士子(きのしたふじこ)さん」「ハイ」「山石早苗(やまいしさなえ)さん」「ハイ」返事のたびにその子の顔に微笑(びしょう)をおくりながら...
壺井栄 「二十四の瞳」
...さまざまの思いで見おくりながら...
壺井栄 「二十四の瞳」
...年よりもまた若者たちを見おくりながら...
壺井栄 「二十四の瞳」
...余は其風情ある後姿を見おくりながらかういふ閑寂の境地に豆や稗を作つて居る百姓は幸であると思つた...
長塚節 「松蟲草」
...友達に書きおくりながら...
林芙美子 「摩周湖紀行」
...新鮮な空気をおくりながら...
宮本百合子 「鬼畜の言葉」
...諡(おくりな)が伝はつてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...敬侯(けいこう)と諡(おくりな)してやれ」それきり何もいわなかった...
吉川英治 「三国志」
...孝愍(こうびん)皇帝と諡(おくりな)し奉って...
吉川英治 「三国志」
...また曹丕に文帝と諡(おくりな)し...
吉川英治 「三国志」
...彼は何を怨んで魏に弓を引く心になったと卿らは考えるのか」「それはすでに太祖(たいそ)武帝(曹操の諡(おくりな))が疾(と)く観破して仰せられていたことです...
吉川英治 「三国志」
...順平侯と諡(おくりな)し...
吉川英治 「三国志」
...武烈(ぶれつ)皇帝と諡(おくりな)して...
吉川英治 「三国志」
...ふたりの僧(そう)は見おくりながら...
吉川英治 「神州天馬侠」
...諡(おくりな)して総見院殿大相国一品(そうけんいんでんだいそうこくいっぽん)...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??