...さしせまった自分の身のおき所について考えようとしていた...
伊藤野枝 「出奔」
...真女児は、「我身稚(おさなき)より、人おおき所、或(あるい)は道の長手(ながて)をあゆみては、必ず気のぼりてくるしき病(やまい)あれば、従駕(とも)にぞ出立(いでた)ちはべらぬぞいと憂(うれた)けれ」と云うのを無理に伴れて往った...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...どうして花嫁姿の彼女を正視する気になれよう)俺はこの身体一つのおき所がなく...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...今は身のおき所もなく...
吉川英治 「三国志」
...身のおき所もねえ体)だが...
吉川英治 「無宿人国記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??