...君をおきてあだし心をわれ持たばやなよや...
芥川龍之介 「偸盗」
...おきてゐるかい?子 (寝入つて答へをしない)……父 おい...
芥川龍之介 「虎の話」
...つとにおきて僧堂に禅師を訪ねました...
上村松園 「芸術三昧即信仰」
...『何をバカばかりいってるのだ! この真夜中におきてるやつがあるものか! 女中どもも仲間(ちゅうげん)もさっきわしが...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...倒して魂を奪ひたる長身の敵ペリイパス斃れし場に棄ておきて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...害が同じならどうにもならない)――彼女を圧倒する盲目な掟(おきて)の共犯者である...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自分自身の掟(おきて)を見つけたまえ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...人の守るべき最大のおきては...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...今までの掟(おきて)をばかにするために...
中里介山 「大菩薩峠」
......
長塚節 「長塚節歌集 中」
...人の掟(おきて)に背(そむ)く恋は...
夏目漱石 「それから」
...皆はおきて蒲団をたたんでいる処だった...
林芙美子 「新版 放浪記」
...これすなはち当流にさだむるところのおきてのおもむきなりとこころうべきものなり...
三木清 「親鸞」
...私がゆっくりおきて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...朝六時におきて八時迄に来い...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...当蜂須賀家の掟(おきて)として...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...終身封じこめるのが掟(おきて)でござる」と...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...『早雲寺殿二十一条』という掟書(おきてがき)が残っているが...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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