...人道だのということにはおかまいなしに一生懸命儲(もう)けなければならぬ...
石川啄木 「時代閉塞の現状」
...何のおかまひも出來ないのを承知して置いて貰はなけりやア――」「かまつて貰つては却つて僕が困る――今の場合...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...よろしければ、朝食などいかがですか?」「いえ、おかまいなく...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 海野十三訳 「まだらのひも」
...おかまこほろぎは...
薄田泣菫 「独楽園」
...「おかまいなく……」綾子は縁側にじかに腰をおろして...
高見順 「いやな感じ」
...おかまい下さるな...
太宰治 「新釈諸国噺」
...―――平安神宮にて花の散るを見てゆく春の名残惜しさに散る花を袂のうちに秘めておかまし彼女はそれを夫の歌のあとの余白へ鉛筆で書き添えて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...何らおかまいなしに...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いやになればお稽古ちゆうもなにもおかまひなしにさつさと帰つてしまふ...
中勘助 「銀の匙」
...私におかまいなくお船を海へ出しておしまい下さい...
中里介山 「大菩薩峠」
...私なんざどんなになっても御構(おかま)いなすっちゃ下さらないのでしょう」「このてっか味噌は非常に辛(から)いな...
夏目漱石 「野分」
...それこそ御釜(おかま)の御尻まで洗ったもんだが...
夏目漱石 「道草」
...君は大構(おおかま)いだろう」「そりゃ当り前さ」「だから先刻(さっき)から僕が云うんだ...
夏目漱石 「明暗」
...あとから大きな声で彼を呼んでいる巨人の雷のような叫びには一向おかまいなく...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...「おかまばっかりで...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...この隠居藤屋の二階にいりようおかまいなしで...
吉川英治 「江戸三国志」
...何とぞおかまいなく...
吉川英治 「私本太平記」
...おかまい下されますな』『家庭の事といえば...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
便利!手書き漢字入力検索
