...おかしなやつです...
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」
...山の手あたりから、こうして客が、名物でも食うみたいな顔をして来ているのは、昔を思うと、おかしなものだ...
高見順 「いやな感じ」
...彼はあのお坊さんはおかしな物の喫い方をする人だなと思っていた...
田中貢太郎 「岩魚の怪」
...おかしなこともあるものである...
谷崎潤一郎 「鍵」
...おかしな取り違えをしはすまいかと恐れて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ゆらゆらふらふらとおかしな恰好(かっこう)で踊りだしました...
豊島与志雄 「天狗笑」
...「おかしな人ね、子供みたい...
豊島与志雄 「波多野邸」
...なんだかおかしな話だと思われただけでした...
豊島与志雄 「花子の陳述」
...おかしな片言隻語が...
豊島与志雄 「広場のベンチ」
...なにも痛いことも痒(かゆ)いこともあるめえじゃねえか」「おかしな米友さんだこと...
中里介山 「大菩薩峠」
...おかしな統計が出来上った...
中島敦 「文字禍」
...おかしな着物を着て...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...おかしなものだね...
林芙美子 「ひらめの学校」
...ジョンがおかしなまねをして...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...おかしなやつですね...
宮沢賢治 「シグナルとシグナレス」
...おかしなことに、耳が少し遠くていながら聞きわけ、そして仕分けが非常に上手であるという特徴をもっていた...
柳田国男 「故郷七十年」
...酒も女も喧騒も名誉も、みなこれを忘れる手段でしかないではないか、おかしな話だ...
山本周五郎 「青べか日記」
...おかしなことがあるものだ...
山本周五郎 「青べか物語」
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