...ふと、気がついて、「はて、おかしいぞ...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...話がおかしいとは...
梅崎春生 「狂い凧」
...」「おやっ、おかしいぞっ...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...おかしいことに綿貫でのうて夫の声に変ってしもてて...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...すこしおかしいわ...
壺井栄 「二十四の瞳」
...しかし非常に熱心に踊っているのがおかしいようでもあったが...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...却っておかしいわ」「すると...
外村繁 「澪標」
...おかしいなあ」「先生...
中里介山 「大菩薩峠」
...おかしいなあ...
新美南吉 「病む子の祭」
...僕に彼を殺してくれと頼むことになるんだ」「貴方って頭がおかしいんじゃない...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...背の高いひとは、家扶や執事の話を聞くなり、この老人の強がりは、ほんの見せかけで、内心は逮捕命令が出るのを恐れ、毎日ビクビクしていたのだと、一流の率直さで見ぬいてしまったので、おかしいやら、気の毒だやら、挨拶にも困っていたが、激発の原因はわれわれの側にあるのだから、この病人はこちらでひきうけるといって、そのまま病院へ連れて行った...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...ほんとにおかしいほど主人に似ておりますの...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...ここで「家来共一同」ということもおかしい...
三田村鳶魚 「中里介山の『大菩薩峠』」
...○おかしいおそなえ餅が組合から来ました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...おかしい手紙を差上げます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...しかし幽霊が子供づれで来るのもおかしいことですし...
柳田國男 「日本の伝説」
...――ところが、おかしい事には、誰も、将門討伐の大将軍になりてがないっていう噂です...
吉川英治 「平の将門」
...光明皇后の十二ひとえも時代錯誤でおかしいが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??