...大空(おおぞら)狭(せま)しと乱(みだ)れ飛(と)ぶところは...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...どことしもなく虚空(おおぞら)に笛の聞えた時...
泉鏡花 「歌行燈」
...ちぎれ雲が大空(おおぞら)から影を落としたか...
泉鏡花 「海の使者」
...しかし「新探偵」の編集者大空昇(おおぞらのぼる)氏は編集上手ではあるが...
海野十三 「軍用鼠」
...おおぞらへむかって...
海野十三 「電気鳩」
...大空(おおぞら)高(たか)く飛(と)ぶハヤブサワケの王のお羽織の料です...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...母のあいより なおもあつく地のもといより さらにふかしひとのおもいの うえにそびえおおぞらよりも ひろらかなり――さんびか第五十二四月二十二日...
太宰治 「正義と微笑」
...暗い蒼穹(おおぞら)にきらめく星屑をうち眺めた...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「乞食」
...いつも親切に笑(わら)いかけて下さる神様(かみさま)のような大空(おおぞら)が見えるからといって...
ロマン・ローラン 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...空中(おおぞらのなか)にして竜に乗れる者あり...
南方熊楠 「十二支考」
......
八木重吉 「貧しき信徒」
...まるい大空(おおぞら)の一角(いっかく)を...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...おおぞらをてりゆく月しきよければ雲かくすともひかりけなくに...
山本周五郎 「日本婦道記」
...「おおぞらをてりゆく月しきよければ雲かくすともひかりけなくに……」とくりかえし唱した...
山本周五郎 「日本婦道記」
...蒼天(おおぞら)は円(まる)い...
吉川英治 「三国志」
...しかし紺碧(こんぺき)の大穹(おおぞら)と...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
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