...また おしょうさまから大(おお)めだまだよ...
五十公野清一 「一休さん」
...一様の既成観念を以てすべての場合を蔽(おお)うことは出来ない...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...室の入口の扉(ドア)の上半分がポッカリ大孔(おおあな)が明いています...
海野十三 「赤外線男」
...大東亜戦争(だいとうあせんそう)を闘(たたか)っている雄々(おお)しい日本の叫びが...
海野十三 「もくねじ」
...おおぜいでそれをかついで洞窟の中へやってきました...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...貸すという言葉さえ大袈裟(おおげさ)なもののように思われる...
太宰治 「作家の手帖」
...かの大友宗麟(おおともそうりん)のごとき...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...彼をおおう屋根は無知で作られてある...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「おお岡村氏」「先刻は失礼を致しました」「いや先刻は大儀でござった」「先生...
中里介山 「大菩薩峠」
...首尾よく縁の下へ潜り了(おお)せたか...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分くらいえらい者は無いつもりでいるんだよ」と苦沙弥先生は飯焚にも大(おおい)に不人望である...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ああどうにもやりきれぬ巨(おお)きさ……...
林芙美子 「新版 放浪記」
...「おお、聞いただけでも胸が悪くなるよ...
牧野信一 「風流旅行」
...……おお静かになったが……此処はもう筑波の社領内だが...
三好十郎 「斬られの仙太」
...御不快に思召(おぼしめ)すようなことがあってもおそれおおい...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...四月六日を以て例祭とする近江伊香郡の大音(おおおと)神社にも...
柳田国男 「年中行事覚書」
...やがて、三名が、浪飛沫(なみしぶき)の巌頭(がんとう)から足をめぐらして、土産物屋の前を通りかかると、先刻(さっき)から眸を放たずにいた武家とその娘が、『おお』と、声を弾ませた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...そしてこの地方の――大利根(おおとね)のながれと...
吉川英治 「親鸞」
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