例文・使い方一覧でみる「おうよう」の意味


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...百人長は応揚(おうよう)に左手(ゆんで)を広げて遮りつつ...   百人長は応揚に左手を広げて遮りつつの読み方
泉鏡花 「海城発電」

...何ともかともいおうようのない気がしてきたのです...   何ともかともいおうようのない気がしてきたのですの読み方
橘外男 「墓が呼んでいる」

...私は鷹揚(おうよう)にうなずいた...   私は鷹揚にうなずいたの読み方
近松秋江 「うつり香」

...と云う鷹揚(おうよう)な態度を石山氏はとった...   と云う鷹揚な態度を石山氏はとったの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...鷹揚(おうよう)にして男らしく...   鷹揚にして男らしくの読み方
徳冨蘆花 「小説 不如帰」

...兵馬の面(かお)を睨みながら鷹揚(おうよう)に後ろへ引いて行く...   兵馬の面を睨みながら鷹揚に後ろへ引いて行くの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...ここに至ってその鷹揚(おうよう)な頭を振上げて...   ここに至ってその鷹揚な頭を振上げての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...鷹揚(おうよう)に木戸を通そうとするが...   鷹揚に木戸を通そうとするがの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...心持も鷹揚(おうよう)で...   心持も鷹揚での読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...しかし鷹揚(おうよう)である...   しかし鷹揚であるの読み方
夏目漱石 「三四郎」

...やろう」「君が白を持つのかい」「どっちでも構わない」「さすがに仙人だけあって鷹揚(おうよう)だ...   やろう」「君が白を持つのかい」「どっちでも構わない」「さすがに仙人だけあって鷹揚だの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...昔の人はそんな詮索(せんさく)をする気もないほど鷹揚(おうよう)だったのでしょう...   昔の人はそんな詮索をする気もないほど鷹揚だったのでしょうの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...さりとて惡(わ)るく成(な)り過(す)ぎては困(こま)れど過不及(くわふきふ)の取(とり)かぢは心(こヽろ)一つよく考(かんが)へて應用(おうよう)なされ...   さりとて惡るく成り過ぎては困れど過不及の取かぢは心一つよく考へて應用なされの読み方
樋口一葉 「經つくゑ」

...これが鷹揚(おうよう)に二人の挨拶を受けると...   これが鷹揚に二人の挨拶を受けるとの読み方
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」

...カンダラと称して至って鷹揚(おうよう)なる分配法が認められている...   カンダラと称して至って鷹揚なる分配法が認められているの読み方
柳田国男 「木綿以前の事」

...どこか鷹揚(おうよう)...   どこか鷹揚の読み方
吉川英治 「剣難女難」

...鷹揚(おうよう)に彼を振向いた...   鷹揚に彼を振向いたの読み方
吉川英治 「三国志」

...鷹揚(おうよう)に...   鷹揚にの読み方
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」

「おうよう」の書き方・書き順

いろんなフォントで「おうよう」


ランダム例文:
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