...この王さまのえらさにぴったりのこのもよう...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 大久保ゆう訳 「はだかの王さま」
...同時に学者のえらさをしきりにほめ上げました...
伊藤野枝 「ある男の堕落」
...博士のえらさを知っているから...
海野十三 「火星兵団」
...何々開業医のえらさを知っても...
太宰治 「HUMAN LOST」
...その人のその仕事の遂行者としてのえらさは必ずしも目前の成果のみで計量する事が出来ない...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...彼のえらさを如実に估価(こか)するには...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...彼の物理学者としてのえらさにはそのために少しの疵(きず)もつかないだろうという事は...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...これも一つのえらさである...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...大衆は自分たちのわがままで東郷さんのほんとうのえらさを封じ込めてしまったということになるかもしれない...
寺田寅彦 「藤棚の陰から」
...その時分には本屋の態度も純然たる商人で今日の岩波のやうに日本の文化を背負つて立つのだと云ふやうなえらさうな顔をしてゐるものは一人もありませんでした...
永井壮吉 「出版屋惣まくり」
...痛切にその事の記憶をよみがえらされたのですが...
中里介山 「大菩薩峠」
...此の登山鉄道の工事のえらさは...
野上豊一郎 「吹雪のユンクフラウ」
...それから良人を縛つてえらさうな顔をして居た巡査が憎くらしく...
平出修 「夜烏」
...吉ちやんはえらさうに言ひましたので...
宮原晃一郎 「夢の国」
...科学者としての真のえらさは...
宮本百合子 「キュリー夫人の命の焔」
...そのえらさが多くは文学という人生の一局面からだけ云われるのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...資本家がどうのかうのつてえらさうな事を言つてゐるんだけど...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...古きものもよみがえらされた時には古い殻をぬいで新しい生命に輝いている...
和辻哲郎 「『偶像再興』序言」
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