...幸いその鞄は隣の店の前あたりにうろうろしていたので...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...気の狂った女房と一緒にうろうろしてるのを捕えて...
大阪圭吉 「坑鬼」
...うろうろしています...
太宰治 「風の便り」
...うろうろして一枚の作品も書けず...
太宰治 「風の便り」
...どの影法師も困り入ってただやたらにうろうろしている――...
谷譲次 「踊る地平線」
...ありとあらゆる罪悪の淵の崖の傍をうろうろして落込みはしないかとびくびくしている人間が存外生涯を無事に過ごすことがある一方で...
寺田寅彦 「変った話」
...うろうろしていると役割の死骸……じゃあなかった...
中里介山 「大菩薩峠」
...僕は職を求めてうろうろしたが...
原民喜 「飢ゑ」
...彷徨(うろうろ)していると...
二葉亭四迷 「平凡」
...たゞボーツとしてぶらぶら帰つて来ると石段の下あたりで彼の行衛を探してゞもゐたらしくうろうろしてゐる細君に出遇つた...
牧野信一 「雪景色」
...うろうろいたしておりますので――」「それは...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...うろうろうろうろやりましたがますますどうもいけません...
宮沢賢治 「カイロ団長」
...うろうろと行き場所をもとめねばならなくなる...
山川方夫 「愛のごとく」
...うろうろ駆けまわるなんて話にもならない...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...農婦はうろうろと場庭を廻ると...
横光利一 「蠅」
...僕らはうろうろしているときじゃない...
横光利一 「旅愁」
...叔母御がうろうろ泣くので...
吉川英治 「新書太閤記」
...柿色(かきいろ)の集団(しゅうだん)一「はてな?」性善坊は、雑鬧(ざっとう)する駅路(うまやじ)の辻に立って、うろうろと、見まわしていた...
吉川英治 「親鸞」
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