...それと知(し)った時(とき)の俺(わし)のうれしさはどんなであったか……...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...うれしさに胸をおどらせながら...
海野十三 「少年探偵長」
...大事業の成功したうれしさに...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...うれしさうにほえました...
鈴木三重吉 「小犬」
...あの時のうれしさも...
太宰治 「當選の日」
...太閤は五十七歳の老齢に達して世継ぎの子を儲(もう)けたうれしさの餘り...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...朝湯朝酒はゼイタクすぎるうれしさだつた(私共の酒量も減つたものである...
種田山頭火 「行乞記」
...明日こそ大好きなネルロと遊べるといううれしさにはしゃぎまわって...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...きのふけふある甲斐もなきわが身をばかくばかりいとしと思ふうれしさたれかは殺すとするものぞ抱きしめて抱きしめてこそ泣くべかりけれ...
萩原朔太郎 「純情小曲集」
...自由になったうれしさに...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...うれしさに沸きたつ胸を...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...この私のうれしさをたっぷりわけて下さい...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あなたに自分の好きなものを着せるうれしさ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...適薬のききめとこのうれしさでゆうべは実にぐっすり眠りました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...うれしさはいかばかりでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...永い冬ごもりの雪国で春めくうれしさはどうでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そのうれしさが抑えられないというようすだった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...ここでわれに会うたることのうれしさよ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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