...この上もなくうるわしい事がらであったと云(い)わなければなりません...
石原純 「チャールズ・ダーウィン」
...聞くもうるわしい兄妹の仲のよさでありました...
海野十三 「怪塔王」
...それ以上にうるわしい風景だった...
海野十三 「火星探険」
...緑の色彩うるわしい暈光(うんこう)が両側の軒並に...
海野十三 「ネオン横丁殺人事件」
...うるわしい風景ではあるが...
太宰治 「家庭の幸福」
...二十五菩薩よりもうるわしい遊女の群(むれ)にかしずかれながら...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...うるわしい青年時代...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...それは平和なうるわしい場所であって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...珠(たま)を溶(と)いたようにうるわしい目と...
夏目漱石 「倫敦塔」
...うるわしいものがある...
蜷川新 「天皇」
...あなたは」うるわしい友情の交歓がしばらくつづく...
久生十蘭 「だいこん」
...こういう世にもうるわしい光景は...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...これも左大臣が源氏の君をたいせつがるのに劣らず右大臣から大事な婿君としてかしずかれていたのはよい一対のうるわしいことであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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八木重吉 「秋の瞳」
...ことに国語のうるわしい匂(にお)い・艶(つや)・うるおいなどは...
柳田国男 「こども風土記」
...母に似たきわめてうるわしいみめかたちをもち...
山本周五郎 「日本婦道記」
...真名女によく似たうるわしい面ざしではあるがそれは甲斐姫であった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...愛(あい)の旅人(たびびと)一うるわしい明(あ)け方(がた)の雲が...
吉川英治 「神州天馬侠」
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