...謂はば生来(うまれつき)の教育者である――ツて...
石川啄木 「足跡」
...それは生来(うまれつき)の低脳者で...
石川啄木 「足跡」
...恐らく生來(うまれつき)であらう...
石川啄木 「雲は天才である」
...生来(うまれつき)の気弱者...
石川啄木 「赤痢」
...生来(うまれつき)の跛者(ちんば)で...
石川啄木 「葉書」
...或は生來(うまれつき)なのかも知れないね...
石川啄木 「漂泊」
...其亂暴が生來(うまれつき)で...
石川啄木 「漂泊」
...拙者うまれつき粗忽(そこつ)にいたして...
泉鏡花 「歌行燈」
...蓬髪(みだれがみ)素面(すがほ)にて天質(うまれつき)の艶色(えんしよく)花ともいふべく玉にも比(ひ)すべし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...性来(うまれつき)歯が達者なので...
薄田泣菫 「茶話」
...コスチウスコオは性来(うまれつき)慈悲深い男だつた...
薄田泣菫 「茶話」
...顔や肌の素地(きじ)は天性(うまれつき)だから...
高神覚昇 「般若心経講義」
...足下(おぬし)は生得(うまれつき)頭拔(づぬ)けてゐる...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...生来(うまれつき)なる瞽(めくら)を見しが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...小六(ころく)は腹(はら)の中(なか)で是(これ)が兄(あに)の性來(うまれつき)の弱點(じやくてん)であると思(おも)ひ込(こ)んでゐた...
夏目漱石 「門」
...うまれつきあの貝(かい)の火と離(はな)れないようになってるんですよ...
宮沢賢治 「貝の火」
...人間の生附(うまれつき)だ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...謙遜があの方のお生附(うまれつき)です...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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