...旨(うま)い味噌汁をつくる女は世帯持ちがうまい...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...成程成程、六番目の玉を右へ二度、十一番目を左へ三度とは、うまい考えだ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...そんなうまいことができるのでしょうか」「ぼくにならできるのです...
江戸川乱歩 「影男」
...ちょっと曲がった薄暗い横町にコーヒーのうまいので有名な喫茶店がある...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...実際うまいものですな...
薄田泣菫 「茶話」
...藤本さんは大商店の息子さんだ、オートバイでやつてきてゐる、それに便乗して街へ出る、そして樹明、山頭火の酒宴がはじまつた、うまい酒だつた、こゝろよく酔うて戻つて、ぐつすり寝た...
種田山頭火 「其中日記」
...山東菜を漬けてをいたのがちようど食べ頃となつた、うまい、うまい、これからは自分で作つて自分で漬けて食べられます...
種田山頭火 「其中日記」
...僕の解釈は云うまい...
豊島与志雄 「怪異に嫌わる」
...立派なごちそうやうまい酒のある家をかぎつけて...
豊島与志雄 「天狗の鼻」
...眼玉がうまい...
中勘助 「銀の匙」
...アッと言わせる趣向がうまいと感じたものもありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...こういううまい都合にはならないのが普通である...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...M・Mの食事以来うまいと思へなくなっちまった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...五月十九日(木曜)宿の食事がうまいので助かる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...同君の宅の庭に幾つか忽然と生え出たこの菌をうまいうまいと食べた一人であった...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...いろいろうまいことばのかぎりをつくして説(と)いたが...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...柏屋ではうまい酒を出す...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...うまいね、なかなか...
横光利一 「旅愁」
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