...味いがなくてうまいというものは絶対に無いと云えるが...
伊藤左千夫 「歌の潤い」
...うまい...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...三浦はたしかに変装がうまい...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...昼飯は久しぶりにうまい味噌汁...
種田山頭火 「其中日記」
...うまいことを言うほうびだと...
豊島与志雄 「蛸の如きもの」
...うまい酒を同胞に供給してやるんだ...
豊島与志雄 「猫捨坂」
...気狂の癖にうまい名をつけたものだね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...清川虹子のうまいのに感心した...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...食事は芋ぼうを頼む、うまい、たんのうする迄食った...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ユバのうまいこと...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ポタージュうまいがふた葉には敵はない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...うまいものゝあった筈もないが...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...彼はじっと首を立てて方角を見失うまいとする...
本庄陸男 「とも喰い」
...そして食物のうまいまづいを決して云はない水泳選手だといふ学生...
牧野信一 「円卓子での話」
...團十郎もうまい、菊五郎も巧い...
正岡容 「我が圓朝研究」
...――何事も思うまい...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...そちには敵(かな)うまいな...
吉川英治 「新書太閤記」
...一等うまいんだ」にんじん――なに...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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