...うまいことは確(たしか)である...
芥川龍之介 「食物として」
...「画は却々(なかなか)うまい...
芥川龍之介 「路上」
...というようなうまい段取りになりはせぬかと夢想して...
太宰治 「惜別」
...酒もかういふ酒がほんとうにうまいのである...
種田山頭火 「行乞記」
...私はうまいうれしい酒にすつかり酔ひつぶれてちつとも知らなかつた...
種田山頭火 「行乞記」
...鈴木の奥さんを訪ねてビールをよばれる、湯田の湯はよいな、外郎はうまいな...
種田山頭火 「其中日記」
...一般にベルリンのコーヒーとパンは周知のごとくうまいものである...
寺田寅彦 「コーヒー哲学序説」
...うまい物を食はせるとか...
徳富蘇峰 「弟を葬る」
...うまい魚をしやくつてやるよ...
豊島与志雄 「シロ・クロ物語」
...うまいお菓子をたべさせてくれました...
豊島与志雄 「スミトラ物語」
...少なくともかく不思議にもめぐり会った以上はもはや決して見失うまいということ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...気狂の癖にうまい名をつけたものだね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...これはうまいものかまずいものか...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...その絵に山水だとか桃だとか銀杏(いちょう)だとか伝った模様があっていたくうまい...
柳宗悦 「陸中雑記」
...そうしようまいか?」「藁かて二三十束も要るやないか...
横光利一 「南北」
...かえっていい保養をしたというものだ」「うまいことを言う……」薄ら笑いをして煙(けむ)をよけながら...
吉川英治 「江戸三国志」
...その窮迫を訴えに出た粮米方(ろうまいがた)の武士を前にして...
吉川英治 「新書太閤記」
...大坂城の粮米(ろうまい)は欠乏を極めておりますため...
吉川英治 「新書太閤記」
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