...うねうねと伸(の)ばしていました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人魚の姫」
...うねうねと屈曲していはするものの...
石川欣一 「可愛い山」
...なんといふことなしにあたりのものが うねうねとした宵でした...
大手拓次 「藍色の蟇」
...野草におおわれたほそい小道のうねうねとした石垣にそってすすみ...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...それはうねうねとしてる二筋の縄で...
豊島与志雄 「悪夢」
...その裂け目は亀裂した丸天井の長さだけうねうねと続いていて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...うねうねと曲って流れている...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...砲兵工廠から二重橋までうねうねと蟻の列のように...
西村陽吉 「青い服の列」
...うねうねと連なっている...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...もの淋しい鉛色(なまりいろ)のうねうねとした官道を...
林芙美子 「浮雲」
...うねうねと始まっていた...
久生十蘭 「地底獣国」
...「打合せをしておきたいことがあるんだ……湖水のそばで一服しようや」林の中にうねうねとつづく...
久生十蘭 「肌色の月」
...あの日に天狗党の末孫から贈られた竹刀に取り縋りながらうねうねと立ちあがつた...
牧野信一 「「学生警鐘」と風」
...裸の崖や叢林の下をうねうねと迂曲し...
山本周五郎 「おばな沢」
...うねうねと蛇行しているのだが...
山本周五郎 「橋の下」
...棒道うねうねと長い道が北方へ向って果てなく延びている...
吉川英治 「上杉謙信」
...下(お)りるとまたうねうねと道々がある...
吉川英治 「神州天馬侠」
...闇に白くうねうねと鳴門へつづく千鳥ヶ浜...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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