...非常にうとましい樣に思はれる...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...うとましい気がした...
新美南吉 「最後の胡弓弾き」
...むき出しの気持を暴露したものでうとましい...
野村胡堂 「最近の犯罪の傾向に就て」
...そして寂しいうとましいこの場の空気は晴れようともしない...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...ひどくうとましい気持になつて来た...
北條民雄 「キリスト者の告白」
...絶えず心眼にうとましい敵の姿をうかべて...
宮本百合子 「大いなるもの」
...いっそう道義的になっておいでになる方にうとましいと思われまいとも考え...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...艶(えん)な姿ももう宮のお目にはうとましいものにばかり見えた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...見た感じがうとましい...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...嘘(うそ)でないことからかえってうとましい気がよけいにして情けなくお思われになるので...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...荒く強いふうなどはない人であるからうとましい気などはしないのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ましてこんなことを謀(はか)った自分はうとましい姉だと思われ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宇治へ行こうとしても信頼する人にうとましい心ができているのであるからと中の君は思い...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...うとましいというふうも見せないのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...思いのほかな過失をしてしまった過去を思うと自分ながらうとましい身である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いっそううとましい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いまの彼には却ってうとましい空虚なものにしか思えない...
山本周五郎 「さぶ」
...その思出もうとましい...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
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