...うとうとするとこのだいじな品物のうちどれかをなくした夢をみました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...どうにかうとうとする頃には...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...うとうとするとおかしくなって...
高村光太郎 「回想録」
...うとうとすると、経帷子(きょうかたびら)に数珠(じゅず)を手にした死装束の母が、朦朧(もうろう)と枕許に現れて……全身にビッショリと、汗をかいてしまいました...
橘外男 「仁王門」
...彼はうとうとする...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「グーセフ」
...うとうとするかと思うと寐言をいう...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「グーセフ」
...それからまた横になってうとうとする...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...庸三は少しうとうとするかと思うと...
徳田秋声 「仮装人物」
...うとうとすることがあった...
豊島与志雄 「怒りの虫」
...うとうとするような心地になってしまったので...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いい心持でうとうとする...
中里介山 「大菩薩峠」
...それからしばらく、うとうとする...
中島敦 「木乃伊」
...うとうとする間に...
夏目漱石 「それから」
...こういう蝋燭が近くにあればカルルは少しはうとうとすることができたが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「火夫」
...すると彼女はうとうとするかも知れない...
牧野信一 「眠い一日」
...その中でうとうとする...
宮沢賢治 「秋田街道」
...書きながらうとうとするのでした...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...うとうとすると、私はまた足袋をはき、着物をととのえて寝所をはなれて書斎の中でこれを行うべく用意にかかった...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
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