...知らねえのかい? あのみょうちきりんな顔の客(きゃく)のことを……」ホールは首(くび)をふった...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...一度冠(かんむり)を曲げたら容易に直す人でないのを知ってるからその咄はそれ切り打切(うちきり)とした...
内田魯庵 「鴎外博士の追憶」
...みょうちきりんなタコのばけものみたいな動物が...
海野十三 「海底大陸」
...この青銅の魔人のおしばいをうちきりにしようとしたのだ...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...上田妻有(うへだつまり)のあたりにては打切(うちきり)といふ事をなしてを捕(と)る...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...『新小説』は出たが振仮名の妙癡奇林(みょうちきりん)なのには辟易しました...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...会社の事情でうちきりとなり...
津田左右吉 「学究生活五十年」
...もうこれでこの話はうちきりよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...村で櫻を植ゑとくのもうちきりだが...
横瀬夜雨 「五葉の松」
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