例文・使い方一覧でみる「うたた寝」の意味
スポンサーリンク...あのうたた寝（ね）の気持（きもち）――正気（せいき）のあるような... 
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...うたた寝でもしていたのか...
江戸川乱歩 「お勢登場」
...彼女の藁布団（わらぶとん）の寝床との間に落ち込んで正体もなくうたた寝をしているお春を...
谷崎潤一郎 「細雪」
...十一時から十二時頃までは安楽椅子でうたた寝をしてから寝室へ行くという不思議な癖があった...
寺田寅彦 「レーリー卿（Lord Rayleigh）」
...うたた寝をしていたようである...
外村繁 「夢幻泡影」
...うたた寝の眼をさました時...
豊島与志雄 「オランウータン」
...うたた寝をしていたがんりきの百蔵でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...三毛子の事も忘れてうたた寝をしていると...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...親のいさめ（たらちねの親のいさめしうたた寝云々）の言葉というものがかえすがえす思い出されて悲しくなり...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宵（よい）のまま揚げ戸も上げたままにして縁の近い所でうたた寝のようにして横たわり朝になったのであったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...『つイうたた寝をしていたのです...
室生犀星 「あじゃり」
...そのままうたた寝をしたらしい...
山本周五郎 「竹柏記」
...うたた寝をなすっちゃ困るじゃございませんか...
吉川英治 「治郎吉格子」
...うたた寝してしまったり...
吉川英治 「新書太閤記」
...うたた寝をしていたらしい...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...そして仕事疲れのうたた寝の瞼にも...
吉川英治 「随筆 新平家」
...トロトロとうたた寝していた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...うたた寝をしていた駕かきが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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