...うそつきだったわけでもなんでもない...
芥川龍之介 「樗牛の事」
...ずるいうそつきどものところへ行きました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「はだかの王さま」
...うそつきどものひとりひとりに...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「はだかの王さま」
...うそつきどもは、行列のおこなわれる日の前の晩は、ろうそくを十六本以上もつけて、一晩じゅう起きていました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「はだかの王さま」
...若し夫は縁がなくて死んだあとには尼になるのがほんとうだのに「今時いくら世の中が自分勝手だと云ってもほんとうにさもしい事ですネー」とうそつき商ばいの仲人屋もこれ丈はほんとうの事を云った...
井原西鶴 宮本百合子訳 「元禄時代小説第一巻「本朝二十不孝」ぬきほ(言文一致訳)」
...けっして自分はうそつきではない――といった...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...いうこととすることとまるきり違てるうそつきや...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...この期(ご)におよんであのうそつきの信長になんの遠慮をすることがある...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...そんなに己がうそつきに見えるか」と仰っしゃって...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...どれも/\吐(うそつき)...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...さうでなければ嘘吐(うそつき)だと思ふ...
夏目漱石 「それから」
...太郎左衛門がうそつきであることは承知していたが...
新美南吉 「嘘」
...どうして大人の人ってうそつきなのか変です...
林芙美子 「お父さん」
...私をうそつき呼ばわりするのが流行(はや)りのようでございますね...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...こういうといかにもお八重が近代的なうそつきで...
牧逸馬 「舞馬」
...茂平やんもうそつき共だ...
室生犀星 「命」
...うそつきですあなたはうそつき地蔵ですこんな物 こうしてやる一生がい 恨んでやる死ぬものですかあなたは 私が死ねばいいと思っているにちがいないけれど……藤夜叉の乱脈な筆は...
吉川英治 「私本太平記」
...だいいち、あなたは、うそつきだ...
吉川英治 「私本太平記」
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