...ふたりのうそつきが...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「はだかの王さま」
...うそつきどもは、行列のおこなわれる日の前の晩は、ろうそくを十六本以上もつけて、一晩じゅう起きていました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「はだかの王さま」
...「うそつき! 畜生!」かう云つて...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...うそつきどもの集まりだ...
海野十三 「金属人間」
...「笑い熊」機長の大うそつきめ!この間(かん)数十秒というものは...
海野十三 「大空魔艦」
...「この兄の神のようなうそつきは...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...まあ何ちゅううそつきやろ思てんけど...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...そんなに己がうそつきに見えるか」と仰っしゃって...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...……恐ろしい虚言家(うそつき)でナ...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...嘘吐(うそつき)の方がまだ余っ程父(ちゝ)らしい気がする...
夏目漱石 「それから」
...そうでなければ嘘吐(うそつき)だと思う...
夏目漱石 「それから」
...嘘(うそ)なんか吐(つ)きやしませんよ」出してやらないと小林を嘘吐(うそつき)としてしまうようなものであった...
夏目漱石 「明暗」
...太郎左衛門がうそつきであることは承知していたが...
新美南吉 「嘘」
...ねえさんのうそつき...
新美南吉 「病む子の祭」
...どうして大人の人ってうそつきなのか変です...
林芙美子 「お父さん」
...」「うそつきね、あなたは、まるで平氣なお顏をして...
室生犀星 「はるあはれ」
...6770得業士ドイツでは世事を言う人は衝(うそつき)としてあります...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...うそつきですあなたはうそつき地蔵ですこんな物 こうしてやる一生がい 恨んでやる死ぬものですかあなたは 私が死ねばいいと思っているにちがいないけれど……藤夜叉の乱脈な筆は...
吉川英治 「私本太平記」
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