...ときたま鶉(うずら)が鳴いたり...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...時々鶉(うずら)の群(むれ)が慌しくそこここから飛び立ったが...
芥川龍之介 「首が落ちた話」
...日向国(ひゅうがのくに)高鍋(たかなべ)の観音の市に売るという鶉車(うずらぐるま)の玩具や...
淡島寒月 「諸国の玩具」
...とうとうずらかりやがった...
海野十三 「三人の双生児」
...鶉(うずら)で頑張(がんば)っているそうだ...
太宰治 「正義と微笑」
...その下から美しい鶉色(うずらいろ)で...
イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev 二葉亭四迷訳 「あいびき」
...麦畑の中には鶉(うずら)の鳴き声が聞こえており...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...鶉御召(うずらおめし)だの...
夏目漱石 「門」
...あの風車といっしょにうずらが丘(おか)の絵もかきたい――セン・テレーヌ寺の庭に群(むら)がっていたせんたく女もえがきたい...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...……(足はとめないで通り過ぎて行く)さぶ (それを見送りながら)だども、いい加減にあきらめたら、どうずらなあ、あの婆さまも...
三好十郎 「鈴が通る」
...中には山うずらを御馳走してやると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...春ア来ればヤエカヌカ(斑)にアア雪がけ(消)る鶉(うずら)ア雲雀(ひばり)もふけでエ来る云々というのを挙げ...
柳田國男 「地名の研究」
...うずらの羽虫史上には良吏の例も少くはない...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...鶉狂(うずらきょう)だの...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...秋ならば虫や鶉(うずら)の音も聞かれそうな...
吉川英治 「江戸三国志」
...鶉(うずら)が啼く...
吉川英治 「柳生月影抄」
...手前は鶉坂(うずらざか)へご相談に参り...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...わしはこの頃すこしどうかしとる」鶉坂(うずらざか)の江漢先生は...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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