...畢竟我々が望遠鏡でうかがい得る部分であって...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...博士にうかがいますが...
海野十三 「第五氷河期」
...うかがいのお祈りを立てさせてごらんになりました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...私はみんなの静かな寝息をうかがいながら...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...その前におうかがいしたいのですが...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「蒼炎石」
...これは私よりもむしろあなた方にうかがいたい所です...
浜尾四郎 「死者の権利」
...クラスの全員の意志を持っておうかがいしたんです...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...私と王命婦(おうみょうぶ)以外にこの秘密をうかがい知った者はございません...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「どうしたって」「今夜うかがいます」とお杉が答えた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...いまはなにもうかがいません...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...どうしても旦那とじかに会ってうかがいてえことがあるんです」「あれはもう済んだことじゃないか」「あっしのほうは済んじゃあいません」「あれは済んだことだ」と云って儀兵衛はやかましい音をさせて歯をすすった...
山本周五郎 「さぶ」
...「今日は銭を持っていないんだ」「もううかがいました」「一文も持ってねえんだぜ」「どうしてそんなことにこだわるの」おのぶは酌をしてから...
山本周五郎 「さぶ」
...「今日はご内意をうかがいに来たのだが……」姑とのあいだに挨拶が済むと...
山本周五郎 「日本婦道記」
...「貴方のことは滝尾どのからうかがいましたが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...楠の木を楯にうかがいました...
吉川英治 「江戸三国志」
...ひとえに時流をうかがい権者に媚び...
吉川英治 「三国志」
...うかがいあっているうちに...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...もう一言(ひとこと)うかがいます...
吉川英治 「宮本武蔵」
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