...羞(はにか)みのために消えたそうな表情のういういしさは...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...ぜんたいがゆったりしたういういしさと...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...水鬢の細髷つつましやかに女のように白い襟足のういういしさ...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...そのういういしさはあくまでも「処女」のものである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...この恋愛生活におけるういういしさの内に見いだしているのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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