...祈(いの)れよ! 盛りあがる大波のかなたの墓場へさすらい行く人々のために祈れよ!」第十六夜「わたしはひとりのプルチネッラを知っています」と...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...多くの土地を傳い行く意という...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...人は忽ち小さな自分を脱して無限の同情のある優しい力を與へられ靄に包まれて見え無い行く手に身をまかせてスタ/\歩いて行けば不思議のやうに靄は薄れて行きところまだらに空に現はれ...
千家元麿 「自分は見た」
...タンホイゼル説話に曰く、勲爵士即ち、女神エヌスの命ぜしままに、従い行くに、地より花咲き出で、一条の光残りて、行く可き途を示しぬ...
高木敏雄 「比較神話学」
...さっき幼稚園い行くいいよったん誰ぞいや」お母さんはおおげさな声でいった...
壺井栄 「赤いステッキ」
...健がめくらになったら神戸い行くんのう...
壺井栄 「大根の葉」
...高松い行く船じゃせにお母さんは乗っとらんので...
壺井栄 「大根の葉」
...汽車でも電車でも出入(でい)りの不便な貧しい場末の町に引込んで秋雨を聴きつつ老い行く心はどんなであろう……何の気なしに思いつくと...
永井荷風 「夏の町」
...この重荷を負い行くこの苦難の道こそ...
永井隆 「長崎の鐘」
...世才(せさい)ある風の任意(まにまに)漂(ただよ)い行く意味にあらずして...
新渡戸稲造 「教育の最大目的」
...ましてそれは心の動き易い行く春のこととてなほさらである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...「あたいは小僧い行くんが嫌(いや)なんだ...
本庄陸男 「白い壁」
...実朝(さねとも)の「四方(よも)の獣(けだもの)すらだにも」はやや理屈めきて聞ゆる「も」にて「老い行く鷹(たか)の羽ばたきもせず」「あら鷹も君が御鳥屋(みとや)に」の二つはややこれに似たるものに有之(これあり)候...
正岡子規 「あきまろに答ふ」
...独言(ひとりごと)を云い云い行くうちに...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...出生後直ぐに這い行く...
南方熊楠 「十二支考」
...名句も自然その力を失い行くは是非なしとして...
南方熊楠 「十二支考」
...そこい行くと、おらちなんぞ、つまらねえ、大事な息子は、もうちゃんと墓の下だかんなあ...
三好十郎 「鈴が通る」
...あんた何處い行くんだ?」と立ちふさがつた...
三好十郎 「肌の匂い」
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