...いわば心の中の目で見つめているうちに...
有島武郎 「或る女」
...別して、初めて米人に接する日本の兵隊に、真のデモクラシーが如何なるものであるか、身をもって教えた、いわば、無言の教訓は、大きなものである...
石川欣一 「比島投降記」
...いわば履歴書に註釈加えたに過ぎないので...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...いわば代々この大村藩の客分ともいうべき身分のかただったのです...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...いわば、これらの作家によって一言でいうならば、探偵小説のリアリズム化が行われたのであった...
十返肇 「日本推理小説の曲り角」
...いわば社会的集団的性格の強固なる組織化である...
中井正一 「物理的集団的性格」
...かかる人を賢しといわば...
夏目漱石 「薤露行」
...こんなふうにしていわば人の手の及ばぬところに身を置いてしまうことを...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...いわば一命を捧げて君国のために血を流したのだが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...いわばこの一編のクライマックスの部分においてその感を深くするのである...
平林初之輔 「「陰獣」その他」
...それに、浅草自体が、独得の色を失って、銀座とも新宿ともつかない、いわば、ネオンまばゆく、蛍光灯の明るい街になってしまったので、浅草らしい食いものというのが、なくなってしまった、ということもある...
古川緑波 「浅草を食べる」
...渦のように空中で捲(ま)き合わせて――いわば両脚で顫音(トリル)を奏でてから...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...維持力をいわば加速度的に増して来るものである...
三木清 「政治の論理と人間の論理」
...しかしそこにはまた真理概念の転換がいわば隠されて横たわっていることを指摘することができるであろう...
三木清 「哲学入門」
...いわば何のために暑い思いしていたのか分らなくなりますから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...いわば我々はこのような歩みに従うという条件つきで生れて来たようなものである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いわば大きな賭博を打つにも異ならぬ暴挙である」と起ち上がって...
吉川英治 「三国志」
...お互いが、いわばこの際は、逆上(あが)っている...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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