...――いわば爛然(らんぜん)とした色彩の中(うち)に...
芥川龍之介 「秋山図」
...その森のなかの木立(こだち)もやぶも、半分は動物、半分は植物というさんご虫なかまで、それはいわば、百あたまのあるへびが、地のなかから、にょろにょろわき出ているようなものでした...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...いわば危道を踏むうちにも機縁がある...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...世間で一升桝(ます)に雄雌這入(はい)るのが好いとか、足が短くて羽を曳(ひ)くのが好いとかいうのは、これは玩具(おもちゃ)で、いわば不具同様、こんなのは矮鶏であって、矮鶏ではない...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...いわば唯ののっぺらぼうである...
外村繁 「澪標」
...いわば私の都合に過ぎないので...
夏目漱石 「行人」
...いわば力ずくで思い出させられるのでなかったなら...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...いわばほんの頼まれごと...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...「商売は、いわば戦さ、親子兄弟、敵になることもあるによッてな――」広海屋は、平気で答えた...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...いわばあらゆる運動をうばわれたように感じ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いわばごく貧しい姿をした焼物に過ぎません...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...かかる器物はいわば他力(たりき)の道で救われてしまう...
柳宗悦 「苗代川の黒物」
...いわば「馬鹿の一つ覚え」に近いところがあります...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...いわば横に広く買っているに過ぎなく...
柳宗悦 「民藝四十年」
...素破(すわ)といわば駈け出しそうにしています...
夢野久作 「白髪小僧」
...いわば直義のほんとの出家遁世(とんせい)を強(し)いていたものであったから...
吉川英治 「私本太平記」
...その多くは、山間部落で、いわば、山村の無知な民だが、もし東京都民でもあったら、あれを一日でも黙ってはおくまい...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...これはいわば各人の宗教的要求を制限することである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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