...下士官というといわば職業軍人なので...
梅崎春生 「狂い凧」
...目的の箱は中国兵の死体にいわば守られて...
高見順 「いやな感じ」
...いわば私の仕事場は一つの彫刻の道場で...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...いわば唯一の淋しさだったということができましょう...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...いわば多方面の生活が一つの生活なのであって...
津田左右吉 「歴史の学に於ける「人」の回復」
...そして彼の観念をいわば私の精神の宝庫から引き出すことが起るたびごとに...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...之といわば分極的にプラスとマイナスとの関係にある処の...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...いわば主人といった筋でございます」「そうですか...
中里介山 「大菩薩峠」
...いわば一種のおっちょこちょいさ...
中里介山 「大菩薩峠」
...いわば全関東が、同時に空襲を受けたような騒ぎであった...
中谷宇吉郎 「鳥井さんのことなど」
...折々いわば人生より退(しりぞ)いて黙想するの必要あることは...
新渡戸稲造 「自警録」
...いわば偶然(アクシデント)よ...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...いわば受難の連続で...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...いわば二つでさえ怖ろしい金の眼を二倍持つから...
南方熊楠 「十二支考」
...いわば写真に写された「物」よりも...
三好十郎 「恐怖の季節」
...いわば生活と切っても離れぬ存在なのです...
柳宗悦 「民藝の性質」
...いわばわれわれは乗(の)っ取(と)りの先陣(せんじん)...
吉川英治 「神州天馬侠」
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