例文・使い方一覧でみる「いれずみ」の意味


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...妙な白い入墨(いれずみ)をした原地人兵が...   妙な白い入墨をした原地人兵がの読み方
海野十三 「人造人間戦車の機密」

...とうとうやけくそな悪戯心(いたずらごころ)を起し背中いっぱいに刺青(いれずみ)をした...   とうとうやけくそな悪戯心を起し背中いっぱいに刺青をしたの読み方
太宰治 「ロマネスク」

...物凄い黥(いれずみ)をした南海の獰猛(どうもう)な土人の姿でも御想像なさるかも知れません...   物凄い黥をした南海の獰猛な土人の姿でも御想像なさるかも知れませんの読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...腕(うで)や肩(かた)に刺青(いれずみ)をみせていましたが...   腕や肩に刺青をみせていましたがの読み方
田中英光 「オリンポスの果実」

...眼の角に入れるミチの刺青(いれずみ)の肉体が彼を異常な歓喜に陥入(おとしい)れるのだ...   眼の角に入れるミチの刺青の肉体が彼を異常な歓喜に陥入れるのだの読み方
富田常雄 「刺青」

...自分というものを刑余の入墨者(いれずみもの)同様な...   自分というものを刑余の入墨者同様なの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...まだ黥(いれずみ)はしてゐない...   まだ黥はしてゐないの読み方
中島敦 「環礁」

...――頬に刺青(いれずみ)か何んかあるが...   ――頬に刺青か何んかあるがの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...彫青(いれずみ)を彫って貰うた代金もあげとらんし...   彫青を彫って貰うた代金もあげとらんしの読み方
火野葦平 「花と龍」

...とほく矮樹林は刺青(いれずみ)のやうに擾れてゐる...   とほく矮樹林は刺青のやうに擾れてゐるの読み方
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」

...文身(いれずみ)ひとつからだにきずをつけずに...   文身ひとつからだにきずをつけずにの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...いれずみの痕をとどめてゐると假定したら...   いれずみの痕をとどめてゐると假定したらの読み方
室生犀星 「渚」

...全身が刺青(いれずみ)のように青光りする波斯(ペルシャ)模様の派手な寝間着を着た...   全身が刺青のように青光りする波斯模様の派手な寝間着を着たの読み方
夢野久作 「継子」

...その真白な半裸に画(えが)かれている刺青(いれずみ)だった...   その真白な半裸に画かれている刺青だったの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...背に九ツの龍の刺青(いれずみ)をしているので...   背に九ツの龍の刺青をしているのでの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...倶利伽羅紋々(くりからもんもん)の文身(いれずみ)に急所が一ヵ所彫り落ちているような考えで...   倶利伽羅紋々の文身に急所が一ヵ所彫り落ちているような考えでの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...皮を剥(む)くように二の腕の刺青(いれずみ)をたくし上げて...   皮を剥くように二の腕の刺青をたくし上げての読み方
吉川英治 「松のや露八」

...お鉄漿(はぐろ)の入墨(いれずみ)をなされました」「爪へ...   お鉄漿の入墨をなされました」「爪への読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

「いれずみ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「いれずみ」


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