...前後も知らず高鼾(たかいびき)...
巌谷小波 「こがね丸」
...大きないびきが聞えてきた...
海野十三 「少年探偵長」
...ぐうぐうといびきをかきはじめ...
海野十三 「豆潜水艇の行方」
...そのまゝ獣(けもの)のやうな鼾(いびき)をかき出した...
薄田泣菫 「茶話」
...一志(シリング)の切れかかった瓦斯ストウヴのような可愛い鼾(いびき)! 鼻を突いてやりましょうか...
谷譲次 「踊る地平線」
...鼾(いびき)の声で大砲の響きに答えるのみだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...鼾(いびき)の外に...
直木三十五 「南国太平記」
...大きないびきをかきはじめました...
新美南吉 「名なし指物語」
...もうその寝床でグーグーいびきをかいていた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...鼾(いびき)のような声がし出したので...
フレデリック・ブウテ Frederic Boutet 森鴎外訳 「橋の下」
...気もちよさげに きっちり いびき...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう やく 「きつねめさんのはなし」
...ガーガーいびきをかいている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...起きろ」黄色い座布団でいびきをかいていた男が...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...嵐(あらし)が吹き入るやうな鼾(いびき)をかいて眠つてしまひましたので...
宮原晃一郎 「漁師の冒険」
...いびきもかかずに熟睡した...
山本周五郎 「季節のない街」
...大鼾(おおいびき)で眠ってしまったほどな人だ...
吉川英治 「新書太閤記」
...「…………」小次郎の鼾声(いびき)が微かに聞える...
吉川英治 「宮本武蔵」
...象のような鼾(いびき)が聞えた...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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