...旅館(りょかん)のうす暗(くら)い台所(だいどころ)のすみに...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...そもそも英ソ軍事同盟の一等大きな狙所(ねらいどころ)なのだ」「ふーむ...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...狙いどころは、さっきとおなじところだ」「よし...
海野十三 「幽霊船の秘密」
...あの人の居所(いどころ)を知っています...
太宰治 「駈込み訴え」
...淋しいどころか! 今日来るとも予期していない彼女たちの背後(うしろ)へ回って...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...三娘はそれから厨(だいどころ)へ入って往って母にかわって炊事をし...
田中貢太郎 「水莽草」
...政治屋(軍人も例外ではない――ないどころではないのだ)に引きまわされることは...
戸坂潤 「近衛内閣の常識性」
...けれども自分の方から進んで島田の現在の居所(いどころ)を突き留めようとまでは思っていなかったので...
夏目漱石 「道草」
...細々(こま/″\)しい臺所(だいどころ)道具(だうぐ)の樣(やう)なものは買(か)ふ迄(まで)もあるまい...
夏目漱石 「門」
...所謂(いわゆる)独立心の居処(いどころ)が分らなくなる...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...困らないどころか...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...源氏の宿直所(とのいどころ)のつれづれな夜話に...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いどころさえわからないそうであった...
山本周五郎 「さぶ」
...母の方は奥床しいどころでなく真剣に嫌がっていたようでした...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...まだどうしても居所(いどころ)が分っておりませんが」「ウム……金吾か」と...
吉川英治 「江戸三国志」
...寒いどころか、体から湯気が立つ...
吉川英治 「随筆 新平家」
...居所(いどころ)は認(したた)めてないので...
吉川英治 「宮本武蔵」
...噴飯に堪えないどころか...
吉川英治 「宮本武蔵」
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