...とにかく一風変(いっぷうかわ)った人には違いないさ...
芥川龍之介 「毛利先生」
...どうも一風(いっぷう)かわったことが好きな性分(しょうぶん)なのでしてね...
アンデルセン 楠山正雄訳 「影」
...My Fairyland という題目でいっぷう変った物語をして...
太宰治 「猿面冠者」
...いっぷう変っているように見せたくてたまらないのだ...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...一風(いっぷう)変(かわ)った天才の気まぐれと笑ったのは...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...これまた別簡一封(いっぷう)認め置申候也...
永井荷風 「榎物語」
...この種族は特に一風(いっぷう)変っている...
中島敦 「狐憑」
...やはりいっぷう変っていて...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...しかも君子の談話だから一風(いっぷう)違って...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...かれらの陳述がいっぷうかわっているのだ...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...乾児(こぶん)にまたいっぷう変ったやつがいて...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...率先(そっせん)して西洋の医学機械を輸入しようという志を立てたいっぷう変った人物...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...享保三年板西沢一風(にしざわいっぷう)作『乱脛三本鑓(みだれはぎさんぼんやり)』六に...
南方熊楠 「十二支考」
...昔からあの人はそんな気のないいっぷう変わった女性なのですよ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...わたしはいっぷう変った男である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「あの僧も一風骨(いっぷうこつ)ではあった」と皆...
吉川英治 「源頼朝」
...一風(いっぷう)変わったつもりか知らないけど……...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...にんじんの好みは一風(いっぷう)変わっている...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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