例文・使い方一覧でみる「いだく」の意味
スポンサーリンク...僕は勿論快諾（くわいだく）した... 
芥川龍之介 「続野人生計事」
...改めて支那人の胃袋について奇異の感をいだく...
上村松園 「余齢初旅」
...ふだんふと心の中にいだくことがある...
海野十三 「金属人間」
...それはすべての者がいだく濃い夕闇と満たされない想いとを表わす...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...多少人生に懐疑をいだくようになったコン吉は...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...すぐに単純な対象を心にいだく...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論（人性論）」
...堪えがたい煩悶（はんもん）をいだくようになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...君たちがおのれ自らに対して羞恥や畏敬をいだくようになるまでは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この欲望をいつも心のうちにいだくように...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わたしがいだく最良の善意も不徳の色合を帯びているのを知る...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...世に不逞な叛心をいだくことの...
吉川英治 「私本太平記」
...なおなおこの上にも大志をいだく主君に仕えながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...信長公にもその儀は御内諾（ごないだく）を得ていたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...大きく世の変動しているときは特に清濁（せいだく）の飛沫（しぶき）もはげしい...
吉川英治 「新書太閤記」
...家康の内諾（ないだく）を求めた...
吉川英治 「新書太閤記」
...けれど自然雑感ならば私もいろいろいだく...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...今日まで内諾（ないだく）あった諸国諸侯の御連名……」と年長の交野（かたの）左京太夫...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...松の木についてわれわれ日本人のいだく親愛の情がむらむらとよみがへるのを覚える...
吉野秀雄 「長谷川等伯の「松林図屏風」」
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