...いたずら好きなその心は...
有島武郎 「或る女」
...葉子の心にはどうしてもそのいう事を聞かぬいたずら好きな小悪魔がいるようだった...
有島武郎 「或る女」
...もしいたずら好きの神様があって...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...何か仔細(しさい)があるんですか」時平の顔にいたずら好きな子供がするような...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...ナオミはいよいよ図に乗りながらいたずら好きの眼を光らして...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...いたずら好きの梅吉と云う藝者がにじり出して...
谷崎潤一郎 「幇間」
...いたずら好きの学生達は彼に「杏仁水」という渾名(あだな)を奉っていた...
寺田寅彦 「さまよえるユダヤ人の手記より」
...同時にいたずら好きの天分をも発揮して...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...それに巻きついた蛇が始終身をよじっているあの不思議にいたずら好きな杖も打ちゃってしまえばいいのにと思いました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...このいたずら好きの少年は...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...いたずら好きの妹さんが...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...風はいつもいたずら好きにあなた様のくろがみをなびかせて参ります...
室生犀星 「玉章」
...スコットの細君が少しいたずら好きで...
柳田国男 「故郷七十年」
...特に鼬はたちの悪いいたずら好きで...
山本周五郎 「青べか物語」
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