...彼はいずまいを正して...
有島武郎 「星座」
...無造作な居住居(いずまい)は...
泉鏡花 「婦系図」
...いずまいを直して...
岩野泡鳴 「耽溺」
...私はいずまいを正して...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「むかでの跫音」
...大体絶望らしいな」と助役はここで一寸いずまいを正して...
大阪圭吉 「とむらい機関車」
...女は居住居(いずまい)をなおして両手を突いた...
田中貢太郎 「女賊記」
...乃舅(おとっさん)だな」壮夫(わかもの)はちょいといずまいを直して...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...――彼女は端然といずまいを正して...
豊島与志雄 「南さんの恋人」
...やや坐住居(いずまい)を直して...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...いずまいを直して...
中里介山 「大菩薩峠」
...居住(いずまい)は心を正す...
夏目漱石 「虞美人草」
...「そんな馬鹿なことが」三郎兵衛は居住居(いずまい)を直して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...おすえは眼を拭きながらいずまいを直し...
山本周五郎 「さぶ」
...さぶは意味もなくいずまいを直した...
山本周五郎 「さぶ」
...お眼にかけましょう」「エッ見せて下さいますか」と私は思わず釣り込まれて居住居(いずまい)を直した...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...そうして改めてその力に反抗するように居住居(いずまい)を正した...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...坐住居(いずまい)を直して答えた...
吉川英治 「新書太閤記」
...思わず居住居(いずまい)を直した...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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