...一人の僧見て諫(いさめ)を加へけるに...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...小松内府の諫(いさめ)をも用ひず...
高山樗牛 「瀧口入道」
...六年の将軍家の御奢侈をさへ厳しくおいさめ申したといふ噂を聞かず...
太宰治 「右大臣実朝」
...と同宿のサラリイマンが私をいさめた...
太宰治 「もの思う葦」
...きっとおいさめなされましたのに...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...御けらいがいさめましたけれども...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...牧師は何やら二人をいさめているようで...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...セルギウスは体を大切にして貰ひたいと云ふ人の諫(いさめ)も聴かずに...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...今は主上の御憤りが強い時であるから却っておいさめ申しても悪い...
中里介山 「法然行伝」
...その人の気質によりていさめの法かわるべし...
新渡戸稲造 「自警録」
...「それも拒否します」巡査部長が穏やかにいさめた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...いさめる勇気が無かった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...なべて世の哀ればかりを問ふからに誓ひしことを神やいさめんと斎院のお歌が伝えられる...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あるはいさめられ...
森鴎外 「文づかい」
...太守金旋(きんせん)をいさめたのは...
吉川英治 「三国志」
...范蠡は主君をいさめて...
吉川英治 「私本太平記」
...尊氏にいさめていう...
吉川英治 「私本太平記」
...珍らしいさめ肌なんだぜ...
蘭郁二郎 「魔像」
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