...ここを先途(せんど)といさましい急降下爆撃をくりかえします...
海野十三 「怪塔王」
...いさましいきょうだいですのに...
海野十三 「電気鳩」
...そのいさましい冒険物語を...
海野十三 「豆潜水艇の行方」
...いさましいあだなだね...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...小林君のいさましいすがたが見えました...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...そのいさましいありさまを...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...そこでは「今なお岸辺はいさましい試みを鳴りひびかしている」イカリア海〔人工のつばさを蝋でつけて天まで飛ぼうとしたが太陽の熱で蝋がとけて海に落ちて死んだギリシャ神話のイカロスにちなんだ名〕のように真にふさわしい名をあたえたい...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...何やらいさましい恰好(かっこう)で玄関に出て来られたが...
太宰治 「十二月八日」
...いさましい軽い歌をうたった...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「精」
...五色の吹抜がへんぽんとひるがえって居るのはいさましい...
正岡子規 「車上の春光」
...いさましいのう――」と...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...食いつき合い――おもしろいのう! いさましいのう! ほ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...そのいさましい略奪は始まった...
山本周五郎 「青べか物語」
...「それでもいさましいの」とおせいちゃんはまた喉で笑った...
山本周五郎 「青べか物語」
...介添はないんですか」「――一人だ」「云うこともまずいさましい」さっきの声がまたそう云い...
山本周五郎 「いさましい話」
...良さんの語っているようないさましいものではなく...
山本周五郎 「季節のない街」
...中に一人いさましい娘があって彼に付け文をした...
山本周五郎 「屏風はたたまれた」
...こういういさましい行動には誘われやすい...
山本周五郎 「雪の上の霜」
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