...いつまでお爺(じい)さんにばかりお縋(すが)りするのもあまりに意気地(いきじ)がないように感(かん)じましたので...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...ピストルや軽機銃(けいきじゅう)をかまえてヘリコプターの搭乗者(とうじょうしゃ)へ警戒の目を光らせる...
海野十三 「少年探偵長」
...国史の事にかけたら活字引(いきじびき)と言はれる程...
薄田泣菫 「茶話」
...自転車にのったりして」「なまいきじゃな...
壺井栄 「二十四の瞳」
...活字引(いきじびき)になってみたところで一向つまりませんな...
中里介山 「大菩薩峠」
...内々心の中(うち)で考えた当時の事が再び意識の域上(いきじょう)に現われた...
夏目漱石 「明暗」
...おだやかに意気地(いきじ)ばらずに...
新渡戸稲造 「自警録」
...武士の意気地(いきじ)でなされた事であろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...生證人(いきじようにん)の足しにならなければ十手の手前は兎も角...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...おなじ張(はり)と意気地(いきじ)をたっとぶ女を出して...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...意気地(いきじ)と張りを命にして...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...私はやがて活字引(いきじびき)として皆から重宝がられます...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...わずかにこの活字引(いきじびき)と写字器械とを製造するにとどまりて...
福沢諭吉 「文明教育論」
...生死(いきじに)の海のうやつらやの高波に揺られ揺られて辛(かろう)じて泳出(およぎいだ)した官海もやはり波風の静まる間がないことゆえ...
二葉亭四迷 「浮雲」
...すごい「ブル」「きみ! ブルはなまいきじゃないか?」と...
山中峯太郎 「小指一本の大試合」
...なまいきじゃないかほんとに」こういう長屋に住む以上は...
山本周五郎 「季節のない街」
...ただのひいきじゃあない...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...……活地獄(いきじごく)のオーケストラ……...
夢野久作 「暗黒公使」
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