...『どうでも弾(ひ)きこなす』といういきごみらしいが...
アンデルセン 楠山正雄訳 「影」
...文壇に乗出したそもそもの初めこそ小説を生涯の使命とする意気込(いきごみ)があったらしいが...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...彼の意気込(いきごみ)を知るべきである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...すばらしい探検記録映画を作るいきごみで加入した...
海野十三 「恐竜島」
...きみのいきごみがあんまりおおげさなので...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...警察が干渉でもしなければ一日でも喋舌(しやべ)り続けようとする意気込(いきごみ)を見せた...
薄田泣菫 「茶話」
...やはり生活のあらたまった折の甲斐甲斐しいいきごみを感じたわけであった...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...メイジ年間における如くいわゆる先進文化国においつこうとするいきごみと努力とが弱められると共に...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...その当時のぼんやりした意気込(いきごみ)を...
夏目漱石 「坑夫」
...そうしてそこにも二人の間にある意気込(いきごみ)の相違を認めた...
夏目漱石 「明暗」
...井上半十郎の意気込(いきごみ)の凄まじさも一(ひ)と通りではありません...
野村胡堂 「江戸の火術」
...いよ/\掛(かかっ)て来れば五人でも十人でも投(ほう)り出して殺して仕舞(しま)うと云う意気込(いきごみ)が...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...此の繪(ゑ)を描(か)き始めた時の意氣込(いきごみ)と謂ツたら...
三島霜川 「平民の娘」
...その間に宿題どっさりやろうといきごみます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...凄いでしょう? 何かそんないきごみもいいと思うのよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...去定のいきごみにもかかわらず...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...いやそうでない」吾助はいきごみ...
山本周五郎 「長屋天一坊」
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