例文・使い方一覧でみる「いきおい」の意味

...いきおいあまって... いきおいあまっての読み方
海野十三「豆潜水艇の行方」

...勢（いきおい）余って... 勢余っての読み方
江戸川乱歩「黄金仮面」

...恐ろしいいきおいで... 恐ろしいいきおいでの読み方
江戸川乱歩「黄金豹」

...いきおいよくふりはじめました... いきおいよくふりはじめましたの読み方
江戸川乱歩「サーカスの怪人」

...私は勢込（いきおいこ）んで話し始めた... 私は勢込んで話し始めたの読み方
江戸川乱歩「Ｄ坂の殺人事件」

...ウルシ（Rhus glabra）は家のまわりにいきおいよく生え... ウルシは家のまわりにいきおいよく生えの読み方
ソーロー　Henry David Thoreau 神吉三郎訳「森の生活――ウォールデン――」

...それからいきおいよく書きまくった... それからいきおいよく書きまくったの読み方
太宰治「猿面冠者」

...ちいさな靴のさきにいきおいよく弾（はじ）かれた石は... ちいさな靴のさきにいきおいよく弾かれた石はの読み方
谷譲次「踊る地平線」

...西漸（せいぜん）の勢（いきおい）日一日よりも急なり... 西漸の勢日一日よりも急なりの読み方
徳富蘇峰「吉田松陰」

...かの騎士は何の会釈もなくこの鉄鏡を突き破って通り抜ける勢（いきおい）で... かの騎士は何の会釈もなくこの鉄鏡を突き破って通り抜ける勢での読み方
夏目漱石「薤露行」

...吹雪がはげしいいきおいで... 吹雪がはげしいいきおいでの読み方
林芙美子「美しい犬」

...いきおい、睨めっこのような工合になる... いきおい、睨めっこのような工合になるの読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...随（したがっ）て人に不審を懐（いだ）かせるのも自然の勢（いきおい）である... 随て人に不審を懐かせるのも自然の勢であるの読み方
福澤諭吉「福翁自伝」

...これは崩れて行くいきおいであった... これは崩れて行くいきおいであったの読み方
本庄陸男「石狩川」

...みんなはかれを呼んだ――はじめはいきおいよく... みんなはかれを呼んだ――はじめはいきおいよくの読み方
トオマス・マン　Thomas Mann 実吉捷郎訳「ヴェニスに死す」

...その勢（いきおい）にすっかり脅（おび）えて... その勢にすっかり脅えての読み方
水上滝太郎「果樹」

...泉はまるで一つの灌漑（かんがい）の水路（すいろ）のように勢（いきおい）よく岩の間から噴（ふ）き出ていた... 泉はまるで一つの灌漑の水路のように勢よく岩の間から噴き出ていたの読み方
宮沢賢治「泉ある家」

...勢（いきおい）文字や文句ばかりによって禁止をしなければ... 勢文字や文句ばかりによって禁止をしなければの読み方
夢野久作「東京人の堕落時代」

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