...どうか僕にこの国から出ていかれる路(みち)を教えてください...
芥川龍之介 「河童」
...行く行くは皆ああして羽根が生えて飛んでいかれるは定(じょう)なれど...
有島武郎 「星座」
...ときどき裏までつれていかれるが...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「ひこうかばん」
...この怪物につかまえられて海の底につれていかれるのだと...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...つれていかれるのではないかと思うと...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...アメリカへいかれるそうですが...
高山毅 「福沢諭吉」
...正しく美しいものを勇敢に求めていかれる...
中島敦 「悟浄歎異」
...どうして生きていかれるのだろう...
久生十蘭 「新西遊記」
...翌日徹夜のままで帰っていかれる先生にもっとお礼を言いたいと思っても思うように声が出なかった...
宮城道雄 「耳の日記」
...お楽に暮していかれるだけはございます...
宮原晃一郎 「竜宮の犬」
...あなたの意見に引きずっていかれるであろう大衆も相当多いだろうと考えられます...
三好十郎 「清水幾太郎さんへの手紙」
...あなたがみちびいていかれるであろうところがどこなのか...
三好十郎 「清水幾太郎さんへの手紙」
......
三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...ガチョウがどっちへつれていかれるかを知らせるために...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...頭と心を働かして教養を深めていかれる有様を見せて頂くという悦びが...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...生きていかれるもんか...
山本周五郎 「さぶ」
...お命(いのち)をいずこへ捨てにいかれるお心でござるか!」声たからかに呼(よ)びとめた者がある...
吉川英治 「神州天馬侠」
...いかれる獅子(しし)のまえにはなにものの阻害(そがい)もない...
吉川英治 「神州天馬侠」
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