...錨(いかり)せんべいの...
海野十三 「空襲葬送曲」
...いかりに燃えて棒をふりあげたのだ...
海野十三 「少年探偵長」
...からだがいかりでブルブルふるえた...
海野十三 「少年探偵長」
...彼(かれ)は全身(ぜんしん)を怒(いかり)に顫(ふる)はして...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...錨索大(いかりづなだい)の雨の棒が瀑布落(たきおと)しに撞々(どうどう)と来る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...そして髯男を相手に喧嘩をして起した怒(いかり)を...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...その万斤の重さの錨(いかり)も鮫(さめ)の顎中の漁夫の釣り針のごとくに怒濤の口のうちにねじ曲げられ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その中に碇(いかり)を上げ帆を捲いて船を出したが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...それが自分にはあたかも彼女が尻で怒(いかり)を見せているようでおかしかった...
夏目漱石 「行人」
...夫の怒(いかり)を利用して...
夏目漱石 「行人」
...「親分」八五郎の聲にも怒(いかり)があります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...中流に碇(いかり)をおろしました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...汽船は錨(いかり)を巻いて...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...お忿怒(いかり)もさぞかし...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...若し我を憎(にくみ)誹(そし)りたまふとも怒(いかり)恨(うらむ)ること勿れ...
福沢諭吉 「女大学評論」
...彼女には感じられない憤怒(いかり)が...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...もし神仏のいかりにふれたら何といたすぞ?」「いやいや...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...六時に碇(いかり)は抜かれ候(さふらふ)...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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