...そこへ瞋(いかり)の眥(まなじり)を釣(つ)り上(あ)げた...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...負心(ふしん)の人に對する忿(いかり)...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...烏啼天駆の義弟の碇(いかり)健二の鞄だった...
海野十三 「暗号の役割」
...もと『暁団』という暴力団にいた錨(いかり)健次こと橋本健次(二八)だということが判明した...
海野十三 「獏鸚」
...彼(かれ)は全身(ぜんしん)を怒(いかり)に顫(ふる)はして...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...船は錨(いかり)を下した...
竹久夢二 「少年・春」
...おいかりなさいませぬようお願い申します...
太宰治 「虚構の春」
...けだものめ! よくもよくも左近将監のうらをかきおって……」いかりのあまり...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...崑もまた笑っていたのがかわって嗔(いかり)となった...
田中貢太郎 「青蛙神」
...またしては怒(いかり)に任せて喧嘩をする...
ダウィット Jacob Julius David 森鴎外訳 「世界漫遊」
...鉄塔)二錨(いかり)と怒(いか)り...
寺田寅彦 「言葉の不思議」
...その太く逞しいかり首のあたりに結びつけられた...
中里介山 「大菩薩峠」
...底引の錨繩(いかりなわ)で海の底をさぐりはじめてから...
久生十蘭 「あなたも私も」
...彼女には感じられない憤怒(いかり)が...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...錨(いかり)の鎖にも似た...
宮原晃一郎 「動く海底」
...濃いいかり眉と大きな眼と口髭(くちひげ)のある屹(きっ)とした口許(くちもと)と……そのままで圧倒的な威厳に満ちているのが怒りのためにいっそう際立って...
山本周五郎 「菊千代抄」
...これを見て怒(いかり)心頭に発し...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...僕は色欲の錨(いかり)を沈めてから...
吉行エイスケ 「東京ロマンティック恋愛記」
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