例文・使い方一覧でみる「あんか」の意味
スポンサーリンク...シャツやズボン下を吊（つ）った下に婆（ばあ）さんが一人行火（あんか）に当っている... 
芥川龍之介 「浅草公園」
...艫（とも）の処に行火（あんか）を跨（また）いで...
泉鏡花 「歌行燈」
...安閑（あんかん）...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...平気を装（よそお）うて行火（あんか）を出てもとの処へ坐った...
田中貢太郎 「黄燈」
...朝の焚き落しを安火（あんか）に入れて...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...安火（あんか）に当ってクヨクヨしていたって始まらないから...
徳田秋声 「新世帯」
...あんかけのようになって湯気を立てている...
中里介山 「大菩薩峠」
...また鑿（のみ）と槌（つち）をかあんかあん鳴らし始めた...
夏目漱石 「坑夫」
...鮟鱇（あんかう）そつくりだ――そんな事を言つてました」「鮟鱇そつくりと言つたのかい」「それから酒の味がどうも變だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...後で鮟鱇（あんかう）と判つては面白くないからだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そば屋へあんかけを注文...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...あんかけをとりて食ひ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...安閑（あんかん）としていたのですが...
宮原晃一郎 「椰子蟹」
...これを葛の餡掛（あんかけ）にしてもよし...
村井弦斎 「食道楽」
...旨（うま）そうな茶飯餡掛（ちゃめしあんかけ）を食べさせる店が出来ていました...
森鴎外 「渋江抽斎」
...南安※道（なんあんかんどう）の人で姓名を徳（ほうとく）...
吉川英治 「三国志」
...行火（あんか）に足を入れて...
吉川英治 「松のや露八」
...行火（あんか）を挾んで二人は対（むか）い合っていたが...
吉川英治 「山浦清麿」
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