...しかしこの規則にはある程度の例外がある...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...私はある程度の平安さを以て景色を注視することが出来た...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...欧州諸国もある程度までその術が進歩したとはいえ...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...団体的生活に必要な本能すなわち利他心がある程度まで発達したであろうが...
丘浅次郎 「人道の正体」
...ある程度の情熱をさえ感じる...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...ある程度これを分解することができる...
武田祐吉 「古事記」
...両者は共にある程度まで...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ある程度のところで...
中里介山 「大菩薩峠」
...ある程度の束縛を加えるくらい締っているんじゃないかと思われた...
夏目漱石 「行人」
...ある程度までは二十世紀を満足せしむるに足るくらいの説明はつくのである...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...ある程度まで厳粛の気分を未来に延長しようという予期のある矢先へ...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...ある程度は心全体を支配しているけれども...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...ある程度時間がかかろう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...第一章 ノルウェイにおける人口に対する妨げについて現代ヨオロッパ諸国を概観するに当って、吾々(われわれ)の研究の助けとなるものは、出生、死亡、及び結婚の記録簿であるが、それは完全で正確ならば、一般に行われている人口に対する妨げが積極的妨げであるか予防的妨げであるかを、ある程度正確に、吾々に指示するものである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ある意味で、ある程度まで、それはそうであった...
三好十郎 「恐怖の季節」
...現実的に日本はある程度までアメリカの軍事力の下にあるということだし...
三好十郎 「清水幾太郎さんへの手紙」
...正直のところある程度までわたしに平凡な友愛を忌みきらわせたばかりでなく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この命令はある程度まで遵奉(じゅんぽう)せられたであろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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