例文・使い方一覧でみる「あるべからざる」の意味
スポンサーリンク...かかる僻事（ひがごと）はあるべからざることだ... 
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...普通一人並の大和男子にしてこの感なきものは一人もあるべからざるなり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...何人（なんぴと）も異論のあるべからざる事柄である...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...海の底に人の住むところのあるのもまたあるべからざる話である...
津田左右吉 「神代史の研究法」
...事実としてあるべからざる虚偽の談である...
津田左右吉 「神代史の研究法」
...古典のどこにも見えず上代の思想としてあるべからざることをそうであるごとく主張することであって...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...実際には決してあるべからざることを...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...あるべからざることだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...あるべからざるもののために出かけてまいります」と言って...
中里介山 「大菩薩峠」
...万世渝（かは）ることあるべからざる也...
中里介山 「大菩薩峠」
...妻としてあるべからざる振舞だよ...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...延て其餘黨を窮追しこれが所領を奪ひ政子の計らひとして之を勳功の輩に與ふることあるべからざるなり...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...政府の内と外とに差別するところあるべからざるなり...
福沢諭吉 「学問の独立」
...絶対にあるべからざることで...
三田村鳶魚 「中里介山の『大菩薩峠』」
...あるべからざる人影が三人...
吉川英治 「江戸三国志」
...表裏（へうり）抜け公事（くじ）これあるべからざる事...
吉川英治 「新書太閤記」
...あるべからざる世の中を創（つく）り出してしまうかも知れない...
吉川英治 「茶漬三略」
...かれもこれも遺恨あるべからざるなり...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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