...其の野のうへに時明(ときあかり)してさ迷ひあるき日の光(ひかり)の求むるは何(なに)の花ぞ...
伊東静雄 「詩集夏花」
...それらは霊である――かつて人間の形で夜毎に地上をあるき闇の行ないをなし...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...堂島(どうじま)のあたりをあるきながら...
高山毅 「福沢諭吉」
...彷徨(さまよい)あるき...
田中英光 「オリンポスの果実」
...小さな戸棚(とだな)が一つあるきりの...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...新築の店屋が少しくあるきりで...
豊島与志雄 「蔵の二階」
...」「物置みたいなのが一つあるきりです...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ひとりあるきするほどのものには...
中里介山 「大菩薩峠」
...女までがラケットを持って往来をあるき廻ったって一向(いっこう)不思議はない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...蒔いた種にはちやんとした結果がやつて來ると云ふ現實があるきりだ...
林芙美子 「あひびき」
...湯治塲(たうぢば)あるきの夫(そ)れと異(こと)なれば...
樋口一葉 「われから」
...あとには点が二つ打ってあるきりであった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...「もうお歩行(あるき)のついでにもお立ち寄りにならなくなったような私なんぞの所へ...
堀辰雄 「ほととぎす」
...早速佳一に手をひかせてあるきながら...
「ヴァリエテ」
...あたらしい原稿紙の幾帖かがあるきり...
室生犀星 「洋灯はくらいか明るいか」
...空也上人よりもなお弘く日本国中をあるき廻って...
柳田國男 「日本の伝説」
...打ちつれて洛中洛外の名所あるきをしている間に...
吉川英治 「篝火の女」
...そこらじゅうを駈けあるき...
吉川英治 「宮本武蔵」
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