...両眼はあるか無きかの一線にすぎない畸形児風の男は...
犬田卯 「米」
...あるか無きか判らぬやうな小さい脈が一つ/\を數へる間も無く小刻に打つた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...どうして私のようなあるか無きかの所謂(いわゆる)ルンペン的存在のものを特に選んで槍玉(やりだま)に挙げたのでございましょうか...
太宰治 「男女同権」
...碧色――三尺の春の野川(のがわ)の面(おも)に宿るあるか無きかの浅碧(あさみどり)から...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...時々あるか無きかの程度に...
中谷宇吉郎 「八月三日の夢」
...あるか無きかの靄がひっそりと蔽っていた...
中谷宇吉郎 「雪後記」
...来年の春の殿の帰国を待って居るあるか無きかの存在だったのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...あるか無きかに流れている...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...あるか無きかの息を合せて...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...あるか無きかのごとく憐れに淋しく見えたのを思うにつけ...
横光利一 「旅愁」
...身のあるか無きか分らぬような憂愁を感じたことを思い出したが...
横光利一 「旅愁」
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