...又いわば単なる私生活の報告のようなものに果してどういう意味があり得るかという疑問も強く心を牽制(けんせい)していたのである...
高村光太郎 「智恵子の半生」
...あり得る事だ...
太宰治 「水仙」
...小であることもあり得るからである...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...まるで科学が(イデオロギーから区別されたる科学が)或る階級の有つ機能ででもあり得るかのように」と(M. Scheler, Formen des Wissens und Bildung, S. 10)...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...従って容易に保守とも復古ともなる処の精神でもあり得るわけなのだ...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...我々を誘(いざの)うて古(いにし)えの夢を見せるに足るの琵琶湖であり得ることを...
中里介山 「大菩薩峠」
...そういう最も意地の悪い場合もあり得るわけで...
中谷宇吉郎 「樹氷の科学」
...ただしそう云う事が学理上あり得るものか...
夏目漱石 「坑夫」
...人間の幻覺或は錯覺としてみる時は確にあり得るもののやうに思はれる...
南部修太郎 「自分の變態心理的經驗」
...いつまでも耳を傾けていることがあり得るなどと思う人が果たしているだろうか? しかもその年金生活者が実直そうな仮面の下から...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...どんな場合でもあり得ることです...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...というのはあり得ることだろうか...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...そこにまた希望もあり得るのである...
三木清 「人生論ノート」
...ただ我々の観念であり得るのみである...
三木清 「哲学入門」
...具体性を失うことなしにしかも唯物論であり得るであろうか...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...「自分丈は正しい理解を持った同情者であり得る...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...(b)我々は生きるべき場所を持たない場合はあり得るが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...社会は正しい社会であり得るであろうか...
柳宗悦 「工藝の道」
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